2016年9月17、18日 日比谷野外大音楽堂

今年の野音が終わってしまった。
あんなに楽しかったのに、時間が経つにつれどんどん忘れっていってしまう。
「夢のちまた」の歌詞の通りだ。

衝撃的だったのは、細海魚さん。
ものすごいエキサイティングで、演奏中にすんごい高くジャンプしてた。
私たちより少し年上なのに、あんなにジャンプできるなんて。
凄い。
釘付けになった。

今回はタイトルを思い出せない曲が2曲あった。
「道」。
この曲大好きだったのに、なんで忘れちゃうんだろう。
存在すら忘れてた。
演奏聴いていたら、むちゃくちゃ格好良くて、奇跡みたいな楽曲で、だけどタイトル思い出せなくて、
あ〜、なんだったっけ〜、昔の曲はヘビーで格好いいなぁ、あ〜なんだったっけ〜。
って感じ。
家に帰って、iPodでタイトル見ていてやっと気がついたよ。

それと、3曲目にやった「ゴッドファーザー」。
これに関しては、頭の打ち込み音を私の耳が受け付けず、iPodにも入れていなかった。
耳の手術してからは大分大丈夫になったかも。

危なかったのは「おれのともだち」。
この曲も好きだったのに、歌詞にタイトルが出てくるまで思い出せなかった。

17日は、
「ふわふわ」「too fine life」等がほんっとに懐かしい曲だった。
「ふわふわ」は普段から聴いてるけど、「too fine life」はあんまり聴いていなくて、改めて歌詞がしみたなぁ。
“悪いようにはならないさ”かぁ。

18日は、
「サラリサラサラリ」！
これ野音でずっと聴きたかった曲だよ。
ＣＤで聴くと宮本君の声が全然聞こえなかったのに、（私の）耳が治って、ちゃんと聞こえるようになった楽曲。
ライブでは、右からだけ歌声ってワケではないので、普通に聴けるけどね。
でも、野音で聴けて良かったです。

「うれしけりゃとんでゆけよ」は、18日だけ演奏したのかな？
この曲好き。気分がすっきりする。


両日やった楽曲、「流されてゆこう」。
最近のテーマソングにしているのに、最初なんの曲か分からなかった私。
信じられないっ！　
年中聴いているのに。
「いつものとおり」。この曲も今の私のテーマソングになりそう。
なんかね、普通でいたい。特別な治療をしているけど、特別じゃないようにしていたい。
ライブにも普通に行って、仕事も普通にして。
平常心を保ちたい。

昔アンケートの好きな曲の欄に必ず書いていたのは「珍奇男」と「月の夜」、そして「花男」か「待つ男」かな。
「珍奇男」も昔とは違う感じになってきたけど、やっぱりこれぞエレファントカシマシって思う。
「月の夜」は何度聴いても、天才っ！って思う。
細海さんと宮本君のマジックかな。

「Baby自転車」なんて昔は嫌いだったのに、今聴くと演奏も歌詞も新鮮だよな。かわいい曲だなって思いました。

野音で聴きたい曲、「友達がいるのさ」「星の降るような夜に」。
今年は2曲とも歌った。
「友達」は二部の1曲目だったから、気を許しているうちに始まっちゃったからあまり集中出来なかった。
18日はカッパ着たりしてバタバタしていたし。
でも最終的には曲にのめり込んじゃったけど。

「流れ星のやうな人生」「FLYER」「この世は最高！」「歴史」「ズレてる方がいい」「四月の風」「悲しみの果て」「今宵の月のように」もみんな良かった。
そして新曲2曲「i am hungry」「夢を追う旅人」。両方に個性があって、生で聴くと更に良かった。嬉しかった。

17日のラストに演奏した「「序曲」夢のちまた」。
まさか最後に演奏するとは思わなかったけど、宮本君、涙声で歌ってた。
もの凄く良かったです。
この感動も、そのうち忘れちゃうのかもしれないけど、でもきっといつかまた思い出す気がします。
今年の野音も最高でした。
ありがとう、エレファントカシマシっ！　そしてひらまさん、細海さんっ！

あ、来年は細海さんで「さらば青春」やってほしいな。

今年の野音

昨日の野音、選曲も素晴らしく、今日も全く同じ曲順でも良いと思うくらい素晴らしかった。
いや、むしろ今日も同じ曲順だったら新しい発見ができるかも、なんて思った。
こんな風に思えたのは初めてかも。

昔友達が
「カシマシは白い照明が似合う」と言っていたのを思い出した。

懐かしい曲のタイトルが思い出せない事にショックを受けた（笑）。

来ているお客さんが私も含め、大分年老いてきた…。

野音、こんなに続くと思わなかった。というか、バンドがこんなに続くと思わなかった。

いろいろと思いがわき上がってくる。

さ、今日も楽しい野音でありますように

2016年4月3日「FM COCOLO Presents ROOTS 66 -Naughty 50-」大阪城ホール

こんなに笑いっぱなしのライブって初めてかも。
前日から凄くワクワクしていて、寒い東京から新幹線で大阪へ。
思った以上に暖かい。
そして桜が満開！
なんともめでたい。丙午を祝福しているかのよう（笑）。

子供の頃から学校の先生に、「君たちは丙午という年に産まれたから人数が少ないせいか、のんびりしていて競争心が足りない」と言われたり、なんか修学旅行が私たちの学年だけ他の学年と違う場所だったり、大人に特別扱いされてきたような気がする。
そんな風に育ったからなのか？
こんなにいっぱいのミュージシャンが50歳になっても現役、なんて素晴らしいの！
そしてステージに立っている人達はなんとも個性豊かなのに、なんか温かい空気が漂ってる。
ライブを観たことがあるのは、エレファントカシマシ、斉藤くん、吉井くん、オーケン、んージュンスカもあるかも。
他の方々はまったくどんな人柄かも知らず、田島くん（あえて“君”づけで呼んでみる）は意外にフレンドリー、もっと無口な人かと思ってた。唄はもう上手すぎて、溜息出ちゃった。
スガシカオは本人も言っていたけど、そんなに濃くないのね。声も一番やさしい感じ。
美里ちゃん（敢えて“ちゃん”づけ）は、貫禄。すげぇ。

最初からずっと楽しくって笑ってライブを鑑賞してたんだけど、やっぱり本命のエレファントカシマシが出て来たら更にテンション上がった。この日は絶対「俺たちの明日」だよね、って思ってた。この日歌わないでいつ歌うの？って。
そしたら、最初「今宵」を歌い始めて「悲しみの果て」も少し歌ってなかなか「俺たち」を歌ってくれなくて、そんなにじらさなくてもって思いました（笑）。
で、斉藤くんと一緒に「明日なき世界」と「やさしくなりたい」と「ガストロンジャー」のメドレー。少しでも多くの曲をって感じなのかな。斉藤くんと宮本くんの声が合っていた気がします。

普段だったら、本命終わったら気が抜けて、あとはぼんやりライブを観るか帰っちゃうんだけど、この日はその後も凄い楽しくって、終わるのが名残惜しかった。
また、10年後、エレファントカシマシも参加してくれたら嬉しいな。
石君と同じく丁未の私ではありますが、丙午の人達と一緒に育てこれてよかった。
これからも同じ星を見て生きていきたいと思います！

2016年1月4、5日『新春ライブ2016』東京国際ホーラム ホールA

4日、数曲観戦して思った事。
“あー、ストリングスがいて大所帯のコンサートなら、蔦谷さんにいてもらった方が良いな〜”
見ていて宮本君がとっちらかってる感じがして、なんか安心出来ない。
ここ数年の新春の安定感って、蔦谷さんの功績だったんだぁ、って正直に思った。

4日は途中でもの凄く疲れてきて眠くなってしまって、
“明日は少し座って見ないと身体が持たない”
と思いました。

ココロから楽しめたのは、最後の2曲、
「おはようこんにちは」と「花男」かな。
お正月に「花男」で終わったのは結構嬉しかった。

5日は、周りも座っている人が結構いたので、途中はゆっくり座って見させてもらいました。
5日は「あなたへ」が良かったかなぁ。
あと、「桜の花〜」の照明が綺麗でうっとりした。
「シナリオどおり」とか「RAINBOW」のストロボは凄く嫌。
全然ステージに眼を向けられないので辞めて欲しい。

結局2日間でほぼ選曲は変わらず、
若干残念に思った新春コンサートでした。

１／１１の大阪のライブをWOWOWで見たら、まあまあ良くて安心した。
家だから座って見れたのもあるけどね（笑）。

今年前半は病気の治療優先になってしまう私。
医者には
「後ろは振り返らないで、前だけ見て」と言われた。
けど、“がんばろうぜ〜”という程の気合いもなく
今の気分は「流されてゆこう」です。

うん、笑顔一つで切り抜けてやりますよっ！

本年もよろしくお願い申し上げます。

2015年12月26日『RAINBOW TOUR Final』金沢 本多の森ホール

初めての北陸新幹線に乗って金沢へ。
うつらうつらしていたのだけど、ふと眼を覚ましたら七色のものが空に見えた。
へっ？と思いよ〜く灰色の空を見たら、なんともどでかい“虹”！
え〜っ！！！
虹だよ、虹、レインボーだよ。
一人大興奮。そして涙がホロリ。
あ〜、私泣きたかったんだな〜って気がついた。
12月はいろいろと衝撃的な事があって、ココロが張り詰めていた。
でも、耐えなきゃっ、がんばんなきゃって思ってたんだけど、泣きたかったんだよ、私。

こんな大きな虹を見られたんだから、これから良い事起きそう。起きますように。

さて、初金沢に着いて、武家屋敷方面を散策してコンサートまでの時間を過ごしました。
雨は降っていたけど、金沢ってホント素敵な土地、そして人も優しい。
一人旅なのに、いろんな人と話した。

そして、本多の森ホール。
長い坂道を上った先にホールはあった。
ホールって良いよな。自分の席があって、ここのホールは傾斜が急だから前の人の頭も気にならない。
席ははじっこだったんだけど、ステージを良く見渡せて、大満足。
本題のコンサートもむちゃくちゃ良くって、なんか映像としては眼に焼き付いてるんだけど、感動しすぎて記憶が飛んでる（苦笑）。
たしか1曲目は「Sky Is Blue」だったかな。
「風」「風に吹かれて」「月と歩いた（ショートバージョン）」「ハナウタ」「我が祈り」「旅」
えっと他に何やった？ もちろん「RAINBOW」の曲は全曲やった気が。
「やさしさ」は少しアレンジ変えて、石君のソロが無くなっていた。この曲は宮本君の唄にかかってるから、アレンジ変わっても唄がよくなければ感動しない。
今回はまあまあだったかな。
「あなたへ」はちょっとイマイチ。
「ガストロンジャー」はすごく良かった。
「さよならパーティー」もカッコ良かった。
「悲しみの果て」「今宵の月のように」も、じっくり聴けた。
何かの曲で涙が凄い溢れたんだけど、それがなんだったのか思い出せない。「さよならパーティー」か「風」か。
「新しい季節へ君と」もやったっけ。
「石橋たたいて八十年」は、面白かったなぁ。この曲、ライブだとほんと楽しい。



ほんと、感想になってないんだけど、はっきり言えるのは東京より数倍感動した。
遠い土地金沢まで足を運んで良かった。
ココロが凄く満たされた。
来年も乗り越えなきゃいけない事はあるけど、怖がらずに乗り越えられそう。
というか、怖れない。楽しんでやるって思えた。
これはね、コンサートも良かったけど、金沢の街の素晴らしさのお陰でもある。
2015年のラスト、私に力を与えてくれてありがとうございました！

2015年11月16日Zepp Namba（＋ミスターチルドレン）

生まれて初めてエレファントカシマシを地方で観る。
私がこんな行動に出るとは、と驚き。
だっていつか死んじゃうんだもの。それは、いつかわからない。明日かもしれないし、30年後、50年後かもしれない。
だったらココロのままに行動しないとっ！
って事で、生まれて初めてエレファントカシマシを地方で観た。

顔認証システムというやっかいな入場をクリアして会場に。
もちろんエレファントカシマシが先に演奏。
1曲目は「おはようこんにちは」。意外に盛り上がって宮本君もお客さんの盛りあがりに面食らったとか言っていました。
だって〜、演奏すんごい良かった。一気にテンション上がった。
ワンマンじゃないライブで、こういう曲を1曲目にもってくるようになったのが凄く嬉しい。
そして、地に足の着いた演奏だったからますます嬉しかった。

そして「こうして部屋で寝転んでいるとまるで死ぬのを待ってるみたい」を3曲目くらいで演奏。
へぇ〜、ってびっくり。
新しいアルバムからは、「RAINBOW」「TEKUMAKUMAYAKON」「愛すべき今日」「Destiny」の４曲か？
野音同様「RAINBOW」は歌詞が全然聞き取れず、げんなり。
「TEKUMAKUMAYAKON」の格好悪い古くささも、まぁ、歌詞が聞き取れないよりは良いか？
ん〜、どうなの？
「愛すべき今日」はだんだん好きになってきた。上記2曲の50倍くらい、いやそれ以上に好きかも。

定番曲は
「悲しみの果て」「俺たちの明日」「ガストロンジャー」「ファイティングマン」の4曲。
4曲とも素晴らしかった。

そして、なんか嬉しかったのは
「ハナウタ〜遠い昔からの物語〜」。幸せな気分になった。
あと「ファイティングマン」で終わると思いきや、時間あったのか「桜の花、舞い上がる道を」を演奏。
この曲は発売した当初、がっかりした曲だったのに、大阪の夜に初めて“良い曲だ”って思った。

一緒に行ったミスチルファンは「ハナウタ」をやはり“良い曲”と評価してくれた。
そして「こうして部屋で〜」も印象に残ったみたい。

ミスチルも観たよ。
なんかＣＤ聴いているみたいな感じだった。
音がすっきりしてて、本来はこのくらいのクォリティーが必要なのだろうか？と思った。
けどさ、どんなに成長しても、ハラハラドキドキして安心しないエレファントカシマシの演奏が私は好きだ。もの凄く好きだ。
本当に大好きだ。

帰り道、「エレカシは1時間で、ミスチルは2時間やったけど、エレファントカシマシの1時間はミスチルの2時間以上のパワーだったね」と言われてもの凄く嬉しかった。

翌日、帰りの新幹線に乗り遅れそうになるハプニングを除けば、道に迷うことなくホテルにも会場にも辿り着いたし、良い旅でした。

野音追記。

そういえば、石君の短パン姿もびっくり。
「夢のかけら」「自宅にて」「極楽大将生活賛歌」「ああ流浪の民よ」とか久々で新鮮。そして演奏が良い！

最後に“ローリングストーンズみたいに挨拶しよう”と全員で並んだのも、ライブの終わりに気持ちがホッとしました。

2015年9月27日「日比谷野外大音楽堂2015」

今年の野音、私にとっての何よりの目玉はキーボードの細海魚さん！
私の席は後ろから2列目だったので、お顔を見る事が出来なくて、風貌と音のボリュームから
「細海さんだったら嬉しいな〜」と思ってました。
そうしたら、宮本君が細海魚さん、と紹介してくれたので本当に嬉しかった。
ってことは、本物の「月の夜」が聴ける!?と大期待。
次に期待したのは「さらば青春」だったけど、こっちはやらなかった。残念。
「月の夜」演奏時に外のフェスティバルの演奏がうるさくて若干残念だったけど、次回発売のアルバムにＤＶＤが付くそうなのでじっくり観ちゃお。

と、1曲目の「おはようこんにちは」から凄いパワフルで素晴らしかった。
今年は前半後半でかっきり分けていたせいか「待つ男」を前半に演奏したのでびっくり。
久々の「珍奇男」もカッコ良かったなぁ。
あと、「星の降るような夜に」を野音で久々に聴けた。けど、この曲をやるってことは「友達がいるのさ」はやらないのかな、と思っていたら続けて演奏。なんだか感動的。
「月夜の散歩」の涙の理由も珍しくしゃべってくれて、次に演奏した「今宵の月のように」を聴きながらもらい泣きしてしまった。きっとずっとこの気持ちはわすれないだろうな。

この日の大切な中秋の名月も見る事が出来て本当に幸せだった。
なにより、唄と演奏にもの凄いエネルギーを感じたので、また元気に日々を過ごせそう。

が、実は翌日から2日間私は寝たきりに。
昨日仕事があったので、りんごに力を貰いなんとか立ち上がって仕事に行きました。
りんごのパワー凄い！

あ、あえて新曲にはふれず（笑）。
早く野音のＤＶＤが観たいな！

FACTORYに行ってきました！

テレビで観戦した方もいらっしゃるとは思いますが…。
エレファントカシマシ、凄かったです！
宮本君がすんごい声をはって歌ってました。もうそれを観て、聴いていたら嬉しくて嬉しくてたまらなかった。
演奏は若干危ういところもあったけど、独特の空気感、そして、常に宮本君を中心に演奏をしていて、メンバーは本当に凄い！
あんな演奏、ぼんやりしてたら出来ません。
他のバンドのボーカルは客をあおってましたが、宮本君だけはメンバーの事もあおる（笑）。
毎度の事だけど、見なれない人達にしたら、不思議なバンドだろうな、と思いました。

近くで見ていた男子が「やべぇ、本物だ！　すげぇ」とステージと客の歓声に圧倒されてた（笑）。
本物じゃなかったら困るよ〜。

来年は５０歳かぁ。
体力続く限り暴れて欲しいな。
私も頑張って生きてこう！

エレファントカシマシの存在に感謝！

初エレファントカシマシ。

謹賀新年。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

３日武道館行きました！
年始早々のライブはスケジュール的にきついけど、とっても嬉しい。
前半はちょっとマニアックな選曲でした。
最近ライブでは聴いていない曲が多かったような。
にしても、これまでに発表してきた曲数が膨大だから、“最近聴いていない曲”っていうのがいつでもあるかんじ（笑）。
そして、久し振りの武道館はとってもよい空間。大きさも丁度良いし、新年からあんなに沢山のお客さんが集まって凄いなって思いました。
凄いって言えば一番凄かったのは、宮本君の声。
今年４９歳になるのに、まだまだのびのある美しい声で、タバコやめて本当に良かったなと思いました。
今年もエレファントカシマシの曲を聴きながら元気に生きて行けそうな、そんな気がしました！